ホラッチョ ごめん寝速報

ホラッチョ ごめんちゃい

知ってた? 世界中のピアノを黒く塗ったのは日本人だった

横山恋愛アカデミー WL-A170

   


ピアノという楽器は、だいたい黒い。

ピアノという楽器はだいたい黒い。

素材として同じように木を使っているバイオリンやギターは木の色を活かした色が多いのに。

例えばスタインウェイもベヒシュタインもベーゼンドルファーも標準は黒です。またコンサートに使うピアノは黒です。プロ用途は黒でしょう。

プロが演奏に使うピアノは、ほとんどが真っ黒です。

友人「何でピアノって黒いの?」 私「えーっと・・・」 実は知らない。#ピアノ #あるある

オーケストラのステージに鎮座する漆黒のピアノには、「楽器の王様」の風格が漂う。

ピアノは、ヴァイオリンと並びクラシック音楽を象徴する楽器として親しまれている。しかし、あまりにも身近にある楽器であるが故に、一般の人は、意外にピアノの基礎知識がないことに気づく。

どうしてピアノが黒いのか…

多くの人は、そんなことを考えたことがないかも。

でも、ピアノが黒くなった経緯を調べてみたら、面白い事実が浮かび上がってきました。

かつてのピアノは木目調だった。

フランスのメーカー、エラール社製のアンティークなピアノ。

19世紀前半までにつくられたピアノの多くは、美しい木目調だ。18世紀のものに至っては、上ぶたや側板が天使や植物の絵でカラフルに彩られている。ピアノは良き趣味や教養をアピールするツールだった。

18世紀から19世紀には、金色の縁取りがなされるなど、装飾的なピアノもたくさん作られました。

ピアノが黒くなった理由①…日本メーカーの台頭

日本に最初にピアノが持ち込まれたのは、江戸時代も終わりに近い、いまから180年ほど前の1823年(文政6年)だった。持ち込んだのはシーボルト。

塗装の歴史をみると、1800年ごろまでは木目です。ニスをぬっただけですね。
次に高級品には漆(天然のラッカー)で黒く塗っていました。

かつてのピアノは、木目調が主流でした。

日本に最初に持ち込まれたピアノ。

バイエルン王国(現ドイツ)の医師、シーボルトが1823年に長崎の出島に運び入れた。

日本で出来た初期の黒塗りピアノの塗料には殆どの場合、日本の伝統工芸の漆(ウルシ)が使われていました。湿気の多い日本ではヨーロッパと同じ木目仕上げは適さないと考えられたのかも知れません。しかもピアノは超高級品ですので、漆だったら湿気に強く高級感もあって、正にうってつけの塗料だった訳です。

日本でピアノの生産が開始されたころ、高温多湿の気候の日本において、ピアノは漆で黒く塗るというのが最適に思われたようです。

その後、ヤマハとかカワイ等がピアノ生産を競い合う中で、一時木目調の生産も行われましたが、木目ピアノを作るには化粧板という薄く削いだ木目の板をピアノの表面に貼り付けて行きます。しかもピアノ全体の木目模様を合わせねばなりませんからとても手間がかかります。一方黒いピアノでは木目を合わせる必要がありません。

1920年から工業的にニトロセルロースのラッカーを塗るようになりました。
1950年ころから日本のカシューが世界的に塗られました。

実は世界中のピアノの黒の塗料は日本のカシュー社が供給していました。カシューは漆に近いもので、天然塗料のなかではもっとも丈夫で湿気にも強く見栄えがしたのですね。

日本の塗料会社、カシュー株式会社はカシューナッツを原料に画期的な塗料を開発。
高価な漆に代わり、世界中のピアノの塗装に使われました。

石油化学の発達により、ウルシに代わるポリエステル等の黒色塗料が性能も上がり価格もとても安くなりました。こうして高度成長期の急速な需要の増加に応えるべく、二つのメーカーがコストダウンの為に採用した黒塗りのピアノはその後、あっと言う間に普及して行きました。

「二つのメーカー」とは、生産量で世界ナンバー1・2を誇るご存知ヤマハとカワイです。
コストの関係もあって黒が主流になったピアノが、世界を席巻したというわけですね。

日本が誇るピアノメーカー、ヤマハとカワイが「ピアノは黒」という認識を世界に広めた。

ピアノは黒いものと言う日本の常識が出来上がる原因をつくったのは日本のピアノメーカーだと言えるようです。

ところで、最近ヤマハは木目をカタログモデルから落としたようです。おそらく木工が手間がかかりコスト高であることと、貴重木が資源の払底とワシントン条約のため入手が難しくなり、価格を明示できなくなったからだと思います。

木目調のピアノも販売されていますが、多くは黒いピアノに比べ割高です。

ピアノが黒くなった理由②…「ジャパニング」と呼ばれる文化

漆器のことを英語で「japan」ということはご存知でしょうか。この日本が誇る伝統文化は、大航海時代の西洋人を魅了し、西洋で『ジャパニング』と呼ばれる独自の発展をみせました。

日本からの高価な輸入漆器にかわり、西洋内で模造品の漆器を造ることが流行した。

西洋人が日本の漆器と出会ったのは16世紀まで遡る。
漆黒の美しさに魅了された貴族たちはこぞって日本の漆器を買い求め、やがて鎖国によりその流通量が少なくなると自分たちで漆器の光沢を再現する技術を編み出した。
これが、ジャパニングと呼ばれる文化だ。

特に「黒」が彼らの目には素敵に映ったようです。なんでも漆塗り独特の深い黒色に海外の王侯貴族が魅せられ、ピアノが黒く塗られるようになったとか。

ジャパニングの影響は家具のみならず、ピアノにまで及ぶことに。

よく見るグランドピアノの黒は、日本の漆の深い黒を再現した色だったのだそうです。

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